こんにちは!スープ作りにハマっているマーケティングの後藤です。
「家づくり冒険記」第2話をお届けします!
本題に入る前に、まずはとても嬉しいご報告から。
先日、この記事を読んでいただいた方から「次の更新を楽しみにしています!」というメッセージをいただきました。社外の方から直接こういったお声をいただくのは初めてで、とても嬉しかったです♪ 記事を読んで下さり、ありがとうございます!
私は現在進行形でマイホーム計画を進めています。
第1話では家づくりを考え始めたきっかけや、運命の工務店様との出会いを綴りました。
※まだ読んでいないよ!という方は、ぜひこちらからお読みいただけると嬉しいです。
今回は「ほぼ決まっていたはずの土地から一転、0から探し直すことになったエピソード」をお話ししたいと思います。
家が建てられない土地があるの?!
そもそも我が家が家づくりを始めたきっかけのひとつに、「近所のお知り合いから土地を安く譲っていただけそう」というお話がありました。こっそり憧れていた「平屋」も建てられそうなゆったりとした広さの土地でした。
「キッチンに立つと正面にテレビが見えて、リビングから犬が走り回っているお庭が見える」そんな(私の)理想的な間取りまで作成していただき、とてもワクワクしました。(※犬は家が完成したら飼いたいと思っています!)
...ですが、実はスタートの時点で、緊急事態が発生していました。(大げさ!)
工務店さんに土地の場所をお伝えし、確認していただき調べてもらったところ、その土地は元々は畑として使われていた「市街化調整区域」というエリアで、原則として、家を建ててはいけないエリアだということが判明しました。
その言葉を初めて聞いたときは、「家を建てていい場所と、建てられない場所があるんだ...」と驚くと同時に、ちょっと嫌な予感もしました。
💡土地のルールの違い
- 市街化区域:すでに街ができあがっている場所、またはこれから優先して街をつくっていくエリア。自由に家やお店を建てることができます。
- 市街化調整区域: 自然を守り、街が無秩序に広がるのを防ぐエリア。原則として家を建てることができず、建てるには特別な許可が必要です。
原則として家が建てられないエリアだったため、我が家の場合は、「分家住宅」という特例の許可が取れるかどうかを確認することになりました。
💡分家住宅とは?
市街化調整区域であっても、「昔からその地域に住んでいるご親族(本家)から、家を建てるために枝分かれ(分家)する」といった特定の条件を満たしている場合、例外的に家を建てる許可が下りる仕組みのことです。
この許可を得るために、「おばあちゃんや家族が市街化区域に他の土地を持っていないか?」など複雑な条件を調べる必要があり、たくさんの方々にご協力いただきながら書類や状況の確認を進めていきました。※市街化調整区域の許可基準は自治体ごとの条例により異なります。
訪れた突然の白紙化。家づくりは一旦休憩!と思ったら...
工務店様などたくさんの方のご協力のおかげで、無事に許可が下りる目処が立った、まさにその矢先のことでした。売主様のご都合により、土地をお譲りいただくことが難しくなってしまったのです。
連絡を受けた時は「こんなことあるんだ...」と驚きました。同時に「仕方ないよね」とすんなり受け止めている自分もいました。とても広くて破格の安さだったのは魅力的でしたが、心のどこかで「本当にここでいいのかな」と受け入れきれていなかったからかもしれません。
とはいえ、ほぼ土地が決まっている状態からのスタートでしたので、「1」から始まったものが「0」になってしまい「もう家づくり自体、一旦いいかな...」と思ってしまうほど、私たちの熱量はすっかり冷めきってしまっていました。
しかし、家族や工務店様が「一緒に土地を探しましょう!」と寄り添ってくださり、少し時間は空きましたが、候補となる土地をいくつかピックアップしてくださることになりました。
このお打ち合わせの際、業界用語の「レインズ」という言葉が出てきて「物件王の研修動画で出てきたやつだ!」と思いながら聞いていました。
4つの土地を巡って見えた現実と、我が家の決断
いくつかご提案いただいた土地の中から直感で「いいな」と思う場所へ足を運んでみると、図面や写真だけでは分からない「空気感」や「暮らしのリアル」がよく見えてきました。
- まだ古い建物が残っている土地
周りに空き家が多く、どこか生活感が薄くて「時が止まっているような静けさ」がありました。少しひっそりしすぎていて暮らしをイメージしづらかったのですが、近所の猫ちゃんたちがたくさんいたことが、動物好きな私からしたら結構「あり」でした。
- きれいな更地になっている土地
街中で周辺の道路も整っており、すごく生活しやすそうな場所でした。ただ、広さ的に2階建てがメインになる規模感で、我が家が希望していたお庭を作るのは難しそうだったため、最初に検討していた広い土地とつい比較してしまいました。
- すぐに家が建てられる状態の分譲地
きれいに区画整理されていて、敷地も広く、一番奥の区画だったためその分譲地の中では一番安く設定されていたのですが、それでも我が家にとっては少し予算オーバーでした。
- 草や小さな木が生い茂っている土地
駅が近く、南側に大きな建物が建つ心配もないため、日当たりは抜群でした!ただ、当時は木や雑草が生い茂っていたため、正直なところ「きれいな土地」には見えず、第一印象で少し躊躇してしまいました。
普段、土地を見て回る機会なんて滅多にないので、とても良い経験になりました。
駅までの距離や周辺の治安、スーパーや薬局の有無、小中学校の学区、近隣とのお付き合いなど、将来の暮らしをリアルに想像しながら比較していきました。
実際に見て回って感じたのは、「すぐに家が建てられるように綺麗に整備された土地は価格が高く、インフラ調整が必要な土地は土地代自体が安く設定されている。トータル費用で見ると、実はそこまで大きな差にならないのかな?」という気づきでした。
この先ずっと暮らしていく場所になるからこそ、「もっと良い土地が出てくるんじゃないか?」と期待してしまい、なかなか即決することはできず...悩みに悩む中で、周りの方々からもアドバイスをいただきました。
「100点満点、条件ピッタリの土地に出会えることはまず少ないよ」
「良い条件の土地が出たとしても、悩んでいる間にすぐに売れてしまうから決断も大事」
頭わかっていても、「ここにします!」と決めるのは本当に勇気がいりました。
おわりに:いざ、リアルな不動産仲介の現場へ
最終的に我が家が選んだのは、運命的な出会い...とまではいかず、第一印象はあまり良くなかったものの「駅が近くて日当たりが抜群に良く、ここなら理想の間取りでずっと快適に住めそう!」と納得して決められた土地でした。
迷っていた間も、工務店さんがいろんな土地の形にあわせて間取りを描いてくださったおかげで、土地そのものだけでなく実際の生活までイメージすることができました。「いいな!」と思った土地で理想の間取りが叶うのかどうか?土地選びにおいて、この視点も本当に重要だなと実感しています。
振り出しに戻った時はどうなることかと思いましたが、こうして無事に土地が決まりました。振り返ってみると、体感としては本当に長い土地探しでした。ですが、悩みに悩んだからこそ、納得して次の一歩を踏み出せる気がしています。
いよいよ次は、契約・不動産仲介のステップへ!
次回は、「いち買主」として体験した、リアルな不動産仲介(関係者が一同に集まる契約の場)の裏側をお届けします!施主としてどんなことを感じながら進めていたのか?をお伝えできればと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回も楽しみにしていただけると幸いです!










